自宅の周りには樹木が豊富です。四季折々、色々な小鳥たちがやってきます。
樹木は私の木版画にとって大切なアイテムです。
裏庭に毬栗の実がなりました。
そこにやってくるシジュウカラ、ヒガラをイメージして刷りました。
ただし、彼らのお目当ては栗の実ではありません。木に付く虫のようです。
ナナカマドは江別市の木です。秋になると葉も実も真っ赤に色づきます。この真っ赤な実は、北海道の長い冬の間、鳥たちの貴重な食糧となります。
イチョウの並木も黄金色に色づく季節、夏の間、山にいた鳥たちも里に降りてきます。
秋の庭に訪れるヤマガラです。
暴風雨の後、庭に落ちていた色とりどりの葉とヤマガラを組み合わせて秋色のリースを作ってみました。
木の枝のところどころにかたまりがあるのが見えますか?これはヤドリギです。他の木に寄生する植物です。ヒレンジャクはこの実を食べてフンをします。フンの中に含まれる種が木の幹に付いて広がっていくのです。